2012年4月28日土曜日

「ひぐらしのなく頃に」って どんな話なんですか!?

「ひぐらしのなく頃に」って

どんな話なんですか!?







分類上はサスペンス、ミステリー、ホラーとなっていますが、

個人的には他にも感動、友情という言葉も当てはまると思います。



原作は同人ゲームで、脚本・監修は竜騎士07。

2002年の夏のコミックマーケットで、一番最初のシナリオの「鬼隠し編」を発表。

それから半年周期で2006年の夏まで全8つのシナリオで発売されました。



構成は、

<出題編>(上から発表された順)

1.鬼隠し編

2.綿流し編

3.祟り殺し編

4.暇潰し編



<解答編>(解)

1.目明し編

2.罪滅ぼし編

3.皆殺し編

4.祭囃し編



<番外編>(礼)

1.賽殺し編

2.昼壊し編

3.罰恋し編



読者に謎を提示するのが「出題編」、

それに対する答えを示すのが「解答編」です。



舞台は、人口2000人にも満たない小さな村落雛見沢村。

この村は古い因習である「綿流し」という儀式があり、

それを軸として物語は展開する。



舞台は昭和58年だが、(↓の方54年ではないです)

この村は、昭和54年から57年まで連続で

6月の綿流しの日に怪死事件がおき、

さらに一人が失踪するという事件が起きている。

この事件のことを、村の人々は「オヤシロサマの祟り」と呼び、

綿流し同様展開の軸となっている。



この「オヤシロサマの祟り」の5年目となる昭和58年に、

この物語の主人公の前原圭一が引っ越してくることによって物語は始まります。

平穏だった日々が、突如、非日常的になるという趣旨の展開です。



主な登場人物は、

・前原圭一

・竜宮レナ

・園崎魅音

・北条沙都子

・古手梨花

の5人を中心にストーリーが展開。

圭一とレナは中学2年、魅音は中学3年、

沙都子と梨花は同い年で小学生という設定。



8つのシナリオは時間的にはつながっておらず、

1つ1つを別世界と考えると解釈の際に混乱しないでしょう。



ひぐらしは原作はゲームですが、

他にもコミック、TVアニメでも同様の内容を楽しむことができます。



・TVアニメ

1期「ひぐらしのなく頃に」・・・鬼隠し編~罪滅ぼし編まで



2期「ひぐらしのなく頃に 解」・・・皆殺し編・祭囃し編とアニメオリジナルストーリーの厄醒し編



OVA「ひぐらしのなく頃に 礼」・・・賽殺し編・昼壊し編



・コミック

<本編>

・鬼隠し編(作画:鈴羅木かりん ガンガンパワード連載)全2巻



・綿流し編(作画:方條ゆとり 月刊ガンガンWING連載)全2巻



・祟殺し編(作画:鈴木次郎 月刊Gファンタジー連載)全2巻



・暇潰し編(作画:外海良基 月刊少年ガンガン連載)全2巻



・目明し編(作画:方條ゆとり 月刊ガンガンWING連載)全4巻



・罪滅し編(作画:鈴羅木かりん ガンガンパワード連載)全4巻



・皆殺し編(作画:桃山ひなせ 月刊Gファンタジー連載)全6巻



・祭囃し編(作画:鈴羅木かりんガンガンパワード→月刊ガンガンJOKER連載中)現6巻



<番外編>

・ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編(作画:鬼頭えん コンプエース連載)全2巻



・ひぐらしのなく頃に 宵越し編(作画:みもり 月刊Gファンタジー連載)全2巻



・ひぐらしのなく頃に怪 現壊し編(作画・ストーリー構成:鬼頭えん コンプエース連載)全1巻



・ひぐらしのなく頃に 心癒し編(作画:影崎由那 コンプエース連載)全1巻



・ひぐらしの哭く頃に 雀 -燕返し編-(作画:山田J太 近代麻雀連載)全1巻



・ひぐらしのなく頃に 語咄し編(1〜7巻)アンソロジーコミック



ゲームでもコミックでもアニメでも最後まで行けば絶対面白いです。

巷では「ひぐらしってグロいだけじゃん」って言っている人もいますが、

そう言っている人は途中でやめた奴です。

確かにグロいところもありますが、それがあってこそのひぐらしだと思います。

どうか途中で投げ出さないで最後まで行ってみてください。



長文失礼しました。








メタミステリーです。

アンフェアの見本のような作品です。



内容はある意味単純で、昭和54年(だったはず)六月、ひなみざわという田舎で起きる殺人事件の話です。

中学生三人と小学生ふたりが事件に巻き込まれていく様を描きました。

全八話構成で、始めの四話が問題編、後半が解答編となっています。



一話で殺された面子が二話で生きているなど、メタ要素が含まれた作品です。

ミステリーなのに若干SF要素もあるなど、まともに考えても絶対に謎が解けないと憤慨する意見も目立ちました。(正解率一%とのこと)

ただ、抜群に面白い。

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